2021年03月20日
E3小銃 (4)
E3小銃(OKPD5.56mm小銃10.3型)の特徴として、ハンドガードのグレー塗装が挙げられます。
工業用の「N3」と呼ばれる塗料を焼き付け塗装することで、塗膜の強度を出しています。

下準備として、OKPD署員F氏の自前工房にてサンドブラストで塗装を剥がします。
この工程の後、塗装工場に送ります。

塗装工場から戻ってきたばかりのハンドガードです。
第一ロットとして5本塗装しました。

灯りと下地の関係で、写真と実物ではかなり差があるのですが、N3は暗めの灰色です。
ハンドガードの塗装が終わったので、固定用のボルトとナットを用意します。

ナットは8mm角のM5ステンレス製スクエアナットです。

ボルトは40mmのM5ヘックスボルトを使用します。
E3は6挺製作予定なので、1挺2本で合計12本のボルトを用意します。

写真左がハンドガード付属のボルトです。
ヘッドの六角穴の精度の問題か、締めていくと舐め易くなるので、写真右のM5ヘックスボルトに交換します。

付属のボルトナットと比べると3mm強長いので、切り飛ばします。

保護用のテープを巻きます。

グラインダーでボルト先端を削り飛ばします。
今回数えたらウチには3台のグラインダーがあり、砥石の種類が6枚とも違ってました。荒削りから仕上げまでいけます。

持ち手代わりのペンチの先端にも保護用テープを巻きます。
3mmくらいなら途中で冷やさずに一気に削ります。

面をとって完成です。
12本、勢いでやっつけます。

削り終わった順に、段ボールに刺していきます。

削った端面は、毎度お馴染みのブラックスチールでサッと一吹きします。

2時間くらい乾燥させて完成です。

ナット側は、嵌め込む窪みが10mm角なので、上下左右に1mmの隙間ができます。

治具を製作するため、1mm厚のアクリル板を用意します。


アクリル板を小札に切り出します。

ボルトを締め付ける際に、アクリル小札を挟んで角度を調節します。
続いてガスパイプを製作します。

CQB-R付属のガスパイプです。
E3ではガスブロックが前進するので、長さが40mmほど足りなくなります。

長さ1000mmφ4mmのアルミ棒を用意し、純正ガスパイプ+40mmで切り出します。
純正はφ4.5mmなのですが、アルミ製、スチール製ともに近所では見つけられませんでした。
加工性も考慮して、今回はφ4mmでいきます。

2x4材でこんな治具を製作します。
ちなみに作業台はウチの軽トラックの荷台です。高さが丁度良いの。

左側の溝上に少し見える黒い印までアルミ棒を差し込みます。

2x4端材を使って下の印まで曲げ、棒を入れ替えて平行になるまで曲げます。


純正と同じ曲げに仕上げました。ガスパイプも6挺分製作します。

1000mm長から切り出す際に高速カッターを使ったので、尺合わせと面取りもこれで済ませます。

どちらの端面も組み込み時に隠れるので、そこそこ綺麗に面が取れれば大丈夫です。
φ4.5→4mmの隙間とガタつきを埋めるスペーサーを製作します。


アッパーフレーム側は穴の形が歪なので、ビニールテープの細切りを巻きます。


ガスブロック側は、余ったシムを切り出したものを接着して、ヤスリで調整します。

パーツが揃ったので、早速組み立てます。

前出のの治具でハンドガード固定ナットの角度を調整しました。


付属品を一つずつ取り付けていきます。

この角度からだと、ハンドガードのN3塗装がよく分かります。半ツヤの工業製品ぽい質感です。
スリングアダプターとライトスイッチが逆ですね(汗)。

ライトスイッチの位置を修正し、インシュロックでケーブルを固定します。


組み立てていると、刻印付きのフロント/リアサイトが届いたので付け替えました。

E3改修を待つ人たち。
次回は、官給箱出し状態とエクがカスタムした状態を比較したり、OKPD署員それぞれのE3小銃を紹介できればと思います。
工業用の「N3」と呼ばれる塗料を焼き付け塗装することで、塗膜の強度を出しています。

下準備として、OKPD署員F氏の自前工房にてサンドブラストで塗装を剥がします。
この工程の後、塗装工場に送ります。

塗装工場から戻ってきたばかりのハンドガードです。
第一ロットとして5本塗装しました。

灯りと下地の関係で、写真と実物ではかなり差があるのですが、N3は暗めの灰色です。
ハンドガードの塗装が終わったので、固定用のボルトとナットを用意します。

ナットは8mm角のM5ステンレス製スクエアナットです。

ボルトは40mmのM5ヘックスボルトを使用します。
E3は6挺製作予定なので、1挺2本で合計12本のボルトを用意します。

写真左がハンドガード付属のボルトです。
ヘッドの六角穴の精度の問題か、締めていくと舐め易くなるので、写真右のM5ヘックスボルトに交換します。

付属のボルトナットと比べると3mm強長いので、切り飛ばします。

保護用のテープを巻きます。

グラインダーでボルト先端を削り飛ばします。
今回数えたらウチには3台のグラインダーがあり、砥石の種類が6枚とも違ってました。荒削りから仕上げまでいけます。

持ち手代わりのペンチの先端にも保護用テープを巻きます。
3mmくらいなら途中で冷やさずに一気に削ります。

面をとって完成です。
12本、勢いでやっつけます。

削り終わった順に、段ボールに刺していきます。

削った端面は、毎度お馴染みのブラックスチールでサッと一吹きします。

2時間くらい乾燥させて完成です。

ナット側は、嵌め込む窪みが10mm角なので、上下左右に1mmの隙間ができます。

治具を製作するため、1mm厚のアクリル板を用意します。


アクリル板を小札に切り出します。

ボルトを締め付ける際に、アクリル小札を挟んで角度を調節します。
続いてガスパイプを製作します。

CQB-R付属のガスパイプです。
E3ではガスブロックが前進するので、長さが40mmほど足りなくなります。

長さ1000mmφ4mmのアルミ棒を用意し、純正ガスパイプ+40mmで切り出します。
純正はφ4.5mmなのですが、アルミ製、スチール製ともに近所では見つけられませんでした。
加工性も考慮して、今回はφ4mmでいきます。

2x4材でこんな治具を製作します。
ちなみに作業台はウチの軽トラックの荷台です。高さが丁度良いの。

左側の溝上に少し見える黒い印までアルミ棒を差し込みます。

2x4端材を使って下の印まで曲げ、棒を入れ替えて平行になるまで曲げます。


純正と同じ曲げに仕上げました。ガスパイプも6挺分製作します。

1000mm長から切り出す際に高速カッターを使ったので、尺合わせと面取りもこれで済ませます。

どちらの端面も組み込み時に隠れるので、そこそこ綺麗に面が取れれば大丈夫です。
φ4.5→4mmの隙間とガタつきを埋めるスペーサーを製作します。


アッパーフレーム側は穴の形が歪なので、ビニールテープの細切りを巻きます。


ガスブロック側は、余ったシムを切り出したものを接着して、ヤスリで調整します。

パーツが揃ったので、早速組み立てます。

前出のの治具でハンドガード固定ナットの角度を調整しました。


付属品を一つずつ取り付けていきます。

この角度からだと、ハンドガードのN3塗装がよく分かります。半ツヤの工業製品ぽい質感です。
スリングアダプターとライトスイッチが逆ですね(汗)。

ライトスイッチの位置を修正し、インシュロックでケーブルを固定します。


組み立てていると、刻印付きのフロント/リアサイトが届いたので付け替えました。

E3改修を待つ人たち。
次回は、官給箱出し状態とエクがカスタムした状態を比較したり、OKPD署員それぞれのE3小銃を紹介できればと思います。
2021年02月08日
E3小銃 (3)
OKPD署員がE3小銃の仔細な設定を作成してくれたので、ここに掲載します。
-------------------------------------------
E3カービンについて
導入背景設定
防弾装備をもった組織的犯罪、およびクローンとの戦闘に対応するため、ならびに制圧力の均質化のため、OKPDは一部CCU要員向けに5.56mm口径実包を使用する閉所戦闘能力の高い制式小銃を永奈元年度より少数ずつ市費導入しています。
導入年度ごと、また同年度導入品の中でも仕様違いにより部品構成に若干の差異があります。
この小銃は防弾装備・機械化を伴う犯罪組織、およびクローンとの交戦を想定する一部CCU要員に優先的に支給されるもので、これまでに個人単位、班単位で調達されている小銃および機関けん銃の使用を取り止めるものではありません。
構成部品は官給品と準官給品とに分かれており、前者は納入時に必ず付属する部品(本小銃運用時には小銃本体へ適正に組み込まれていることが服務規程により定められています)、後者は納入時に使用者、またはその管理者の判断により取り付けられる部品です。
それ以外の部品、アクセサリの使用は制式小銃の所定の性能を妨げない範囲で自由です。
構成設定
永奈三年度新5.56mm小銃導入にあたって岡山市警が定めた主な基準は以下の通りです。
・AR-15、またはこれに準ずる小銃であること
・5.56*45mm実包(SS109または同等の弾薬)を使用し、距離200mで2.5MOA以下の命中精度を持つこと
・10.3インチ以下の銃身長であること
・マグプル社規格M-LOKシステム、またはガイズリー社規格SMRシステムを上部以外の全面に有し、十分に堅牢かつ軽量な被筒を備えること
・1500ルーメン以上の光量を有し、かつ装着状態で総重量が160gを超えないライトを備えること
・顔面保護具を装着した状態でも使用でき、十分に堅牢、軽量かつ伸縮可能な銃床を備えること
・発砲音を140dB未満に減衰せしめ、かつ全長が200mm以下の消音器を備えること
・可倒式、または十分に小型・軽量の非可倒式照準器を備えること
・被筒、銃床は岡山市警指定の塗色に塗装されていること
・清掃用具、適合する弾倉3本を含めること
以上の条件に適合する条件で公募を行ったところ、永奈元年度・二年度型に引き続き、カリフォルニア州に拠点を持つ老舗総合銃器商社「San José Firearms Ltd.」の日本法人、「聖ヨセフ銃砲火薬株式会社」がこれを落札し、岡山市警本部警務部装備課による評価試験を経て永奈三年度導入が行われることとなりました。
この小銃は米・コルト社(Colt's Manufacturing Company, LLC.)製OEM用M4カービン(SKU: LE6920-OEM2)をベースに、同社製法執行機関向け10.3インチ銃身、同社製フルオートロアフレーム、聖ヨセフ社製M-LOKハンドガード、米・Surefire社製サプレッサー、同社製ウェポンライト、米・マグプル社製銃床、ノベスケ社製ガスブロックを等を採用しており、上記入札条件を満たす小銃として正式に導入されました。
なお、市警からの員数外の発注については聖ヨセフ社が上記基準を満たす範囲においてその都度調達できるもので最も廉価な部品構成の個体を随時納品しており、完全に上記仕様の個体のみが導入されているわけではありません。
永奈元年度の導入以来、10.3インチ銃身が標準構成となったのはこの永奈三年度型が初めてであり、第一線の部隊で既に運用されている永奈元年度・二年度型(14.5インチ銃身)の一部が三年度仕様(14.5インチ/10.3インチが混在)に改修されています。
各年度ごとの導入仕様
元年度(E1ライフル) ダニエルディフェンス社製20mmレイル被筒等/14.5インチ銃身
二年度(E2ライフル) ガイズリー製被筒/14.5インチ銃身
三年度(E3カービン) 別項に記載
名称について
正式名称
「5.56mm小銃10.3型永奈三年度導入型」
「5.56mm小銃10.3型永奈元年度導入型改10.3インチ銃身換装型永奈三年度改修仕様」
通称「E3(イースリー)カービン」
「5.56mm小銃14.5型/永奈元年度導入型改三年度改修仕様」
「5.56mm小銃14.5型/永奈二年度導入型改三年度改修仕様」
通称「E3(イースリー)ライフル」
構成部品について
官給品(装着必須の官給品)
・M4A1レシーバーおよび10.3インチバレルを持つAR
・ノベスケ ロープロファイルガブロック
・ガイズリー製9インチM-LOKハンドガード(オリジナル色に塗装)
・TROY フォールディング バトルサイト アイアンサイト
・マグプル CTRストックGen1(オリジナル色に塗装)
・Surefire SSOCOM556-MINI2タイプサプレッサー
・アリサカ Inline Scout Mount M-LOK surefire ライトマウント
・Surefire M600DFタイプウェポンライト
・M-lok QDスリングスイベル
準官給品(私物で代替可能な官給品/推奨順)
・FC1タイプドットサイト
その他自由に選択、加工できるもの
・グリップ、フォアグリップ
・レイルカバー
・ドットサイト、ライト、アイアンサイト等の装着位置
・マグプル等のマグバンパー類
・追加のライト
・操作系部品(アンビセレクター、大型マグキャッチ、マグウェル、テープスイッチマウントなど)
・スリング選択
・タイラップ等を用いた配線取り回し
可能な限り推奨しない仕様
・サプレッサー非装着
・バックアップサイト非装着
・PEQ、D-BALなどのレーザーエイミングモジュールの装着
・タンカラーなど塗色がブラック以外の部品の装着
・その他法執行機関の制式小銃として相応しくない仕様

-------------------------------------------
E3カービンについて
導入背景設定
防弾装備をもった組織的犯罪、およびクローンとの戦闘に対応するため、ならびに制圧力の均質化のため、OKPDは一部CCU要員向けに5.56mm口径実包を使用する閉所戦闘能力の高い制式小銃を永奈元年度より少数ずつ市費導入しています。
導入年度ごと、また同年度導入品の中でも仕様違いにより部品構成に若干の差異があります。
この小銃は防弾装備・機械化を伴う犯罪組織、およびクローンとの交戦を想定する一部CCU要員に優先的に支給されるもので、これまでに個人単位、班単位で調達されている小銃および機関けん銃の使用を取り止めるものではありません。
構成部品は官給品と準官給品とに分かれており、前者は納入時に必ず付属する部品(本小銃運用時には小銃本体へ適正に組み込まれていることが服務規程により定められています)、後者は納入時に使用者、またはその管理者の判断により取り付けられる部品です。
それ以外の部品、アクセサリの使用は制式小銃の所定の性能を妨げない範囲で自由です。
構成設定
永奈三年度新5.56mm小銃導入にあたって岡山市警が定めた主な基準は以下の通りです。
・AR-15、またはこれに準ずる小銃であること
・5.56*45mm実包(SS109または同等の弾薬)を使用し、距離200mで2.5MOA以下の命中精度を持つこと
・10.3インチ以下の銃身長であること
・マグプル社規格M-LOKシステム、またはガイズリー社規格SMRシステムを上部以外の全面に有し、十分に堅牢かつ軽量な被筒を備えること
・1500ルーメン以上の光量を有し、かつ装着状態で総重量が160gを超えないライトを備えること
・顔面保護具を装着した状態でも使用でき、十分に堅牢、軽量かつ伸縮可能な銃床を備えること
・発砲音を140dB未満に減衰せしめ、かつ全長が200mm以下の消音器を備えること
・可倒式、または十分に小型・軽量の非可倒式照準器を備えること
・被筒、銃床は岡山市警指定の塗色に塗装されていること
・清掃用具、適合する弾倉3本を含めること
以上の条件に適合する条件で公募を行ったところ、永奈元年度・二年度型に引き続き、カリフォルニア州に拠点を持つ老舗総合銃器商社「San José Firearms Ltd.」の日本法人、「聖ヨセフ銃砲火薬株式会社」がこれを落札し、岡山市警本部警務部装備課による評価試験を経て永奈三年度導入が行われることとなりました。
この小銃は米・コルト社(Colt's Manufacturing Company, LLC.)製OEM用M4カービン(SKU: LE6920-OEM2)をベースに、同社製法執行機関向け10.3インチ銃身、同社製フルオートロアフレーム、聖ヨセフ社製M-LOKハンドガード、米・Surefire社製サプレッサー、同社製ウェポンライト、米・マグプル社製銃床、ノベスケ社製ガスブロックを等を採用しており、上記入札条件を満たす小銃として正式に導入されました。
なお、市警からの員数外の発注については聖ヨセフ社が上記基準を満たす範囲においてその都度調達できるもので最も廉価な部品構成の個体を随時納品しており、完全に上記仕様の個体のみが導入されているわけではありません。
永奈元年度の導入以来、10.3インチ銃身が標準構成となったのはこの永奈三年度型が初めてであり、第一線の部隊で既に運用されている永奈元年度・二年度型(14.5インチ銃身)の一部が三年度仕様(14.5インチ/10.3インチが混在)に改修されています。
各年度ごとの導入仕様
元年度(E1ライフル) ダニエルディフェンス社製20mmレイル被筒等/14.5インチ銃身
二年度(E2ライフル) ガイズリー製被筒/14.5インチ銃身
三年度(E3カービン) 別項に記載
名称について
正式名称
「5.56mm小銃10.3型永奈三年度導入型」
「5.56mm小銃10.3型永奈元年度導入型改10.3インチ銃身換装型永奈三年度改修仕様」
通称「E3(イースリー)カービン」
「5.56mm小銃14.5型/永奈元年度導入型改三年度改修仕様」
「5.56mm小銃14.5型/永奈二年度導入型改三年度改修仕様」
通称「E3(イースリー)ライフル」
構成部品について
官給品(装着必須の官給品)
・M4A1レシーバーおよび10.3インチバレルを持つAR
・ノベスケ ロープロファイルガブロック
・ガイズリー製9インチM-LOKハンドガード(オリジナル色に塗装)
・TROY フォールディング バトルサイト アイアンサイト
・マグプル CTRストックGen1(オリジナル色に塗装)
・Surefire SSOCOM556-MINI2タイプサプレッサー
・アリサカ Inline Scout Mount M-LOK surefire ライトマウント
・Surefire M600DFタイプウェポンライト
・M-lok QDスリングスイベル
準官給品(私物で代替可能な官給品/推奨順)
・FC1タイプドットサイト
その他自由に選択、加工できるもの
・グリップ、フォアグリップ
・レイルカバー
・ドットサイト、ライト、アイアンサイト等の装着位置
・マグプル等のマグバンパー類
・追加のライト
・操作系部品(アンビセレクター、大型マグキャッチ、マグウェル、テープスイッチマウントなど)
・スリング選択
・タイラップ等を用いた配線取り回し
可能な限り推奨しない仕様
・サプレッサー非装着
・バックアップサイト非装着
・PEQ、D-BALなどのレーザーエイミングモジュールの装着
・タンカラーなど塗色がブラック以外の部品の装着
・その他法執行機関の制式小銃として相応しくない仕様

2021年02月04日
E3小銃 (2)
E3小銃を支給後に、個人の好みで取り付ける物を載せていきます。

AERITH BLACK製DI OPTICAL FC1



独特のフォルムを再現しています。
ハイマウントで小型なので、右目ドットサイト左目ターゲットの両眼サイティングが自然にできます。


ドットを明るくすると滲むので、3段階くらい下げて使用します。
対物、接眼両方とも若干赤み掛かっているので、視認性は高くありません。夜間や屋内使用は厳しいかもしれませんが、撮影用と割り切れば問題なしです。


Trirock製M-LOK→20mmレイルアダプター

ハンドガード前方6時位置に取り付けます。
ここのアダプターは精度が高く、ロックが星型なので気に入って使ってます。

ノーブランド、MAGPUL AFG-2フォアグリップ

いつもの握り方でライトスイッチが押しやすくなりました。


E3小銃完成です。
このあと実際に構えてみて、フォアグリップやスリングアダプター、ドットサイトの位置を調整します。


他の署員のE3も組んでみました。
下のシンプルな方が、支給されたばかりのE3です。支給時にはA2グリップが取り付けられていますが、手に合う物に交換する署員がほとんどです。


上とは別に、私のと全く同仕様のE3が。
同じ班だと同じ仕様に合わせている例もあります。



上記3挺を集めて記念写真です。
同一規格の物が揃っている絵面だけでご飯3杯いけそうです。
E3小銃 (3)に続く
(3)はOKPDでのE3小銃の設定を公開します。
2021年01月29日
E3小銃 (1)
岡山市警察(OKPD)は発足から現在まで、署員の使用火器は自由でしたが、いざ撮影会や遠征に乗り込む事が多くなると、火器がバラバラだと映像映えしない、という事が明確になってきました。
そこで規格統一した火器を設定する事になり、2020年末に「OKPD官給品M4計画」としてプロジェクトをスタートしました。
取り回しやカスタムのし易さからM4をベースとするまではすんなり決まりましたが、3〜5年後でも陳腐化しない物を選ぶため、仕様の策定にはかなりの時間を費やしました。
設定に関しては後日改めてご紹介するとして、まずはプロトタイプを作ってみる事にします。
製作ベースとなるのは東京マルイGBBのCQB-Rです。これにガイズリー9インチハンドガードを組み込み、CTRストックとSureFireサイレンサーに交換、TROYのフォールディングサイト、SureFireタクティカルライトを取り付けます。



計画発足初日に購入した東京マルイGBB CQB-R。

寒いので試射はお預けして、不要な外装部品を外し、ハンドガードとガスブロック、デルタリングやバレルナットまで分解します。

ohhunt製ガイズリータイプ9インチハンドガード。

付属のバレルナットを手締めで締め込んでいくと、アッパー前端から4.5mmで動かなくなります。

外してみると、アッパー(オス)側のネジがかなり削れていました。
よく観察するとナット(メス)側のネジが浅く、オスネジが柔らかい(=亜鉛)ためネジの頭が削れている模様。

この状態でハンドガードを付けてみると、ハンドガードを固定するボルト穴に、バレルナットが干渉しているのが分かります。

各部の計測をしてみると、隙間を3.1mmまで追い込めば干渉しない事が判りました。


水道工事用のモンキーレンチで、少し締めては外して削りカスを清掃、ハンドガードを被せてみる、を数回繰り返します。

予定の3.1mmまで絞める事ができるようになりました。

GAW製バレルナットスペーサー
マルイGBBに他社ハンドガードを取り付ける際の定番ですね。これが無いと、アウターバレルがグラついて抜けます。

バレルナットを一度外し、バレルナットスペーサーと0.5mm厚のシムを2枚入れ、バレルナットを締め込みます。

ハンドガードがぴったり付きました。締め付けネジも干渉なしです。

ハンドガードを取り付けた状態でバレル先端に目をやると、ガスブロック取り付け用の切れ込みが目立ちます。

FMA製NOVESKEタイプのガスブロック
これで切れ込みを隠します。
ハンドガードを一度外してからガスブロックを付けます。


うまく隠せました。

BIGDRAGON製SureFireSOCOM556-MINI2RC1サイレンサー
専用のフラッシュハイダー付属です。

そのフラッシュハイダー、外してみると油でギトギトでしたので、しっかり拭き取ります。


4叉の専用フラッシュハイダーは、根本の切り欠きが下に向くように取り付けます。


サイレンサーを取り付けてみます。
サイレンサーの付け根のダイヤルを回して締め込むのですが、多少コツが入ります。

TERA製マグプルCTRストック
偉大なるマスターピースですね。

肩当てパッドが薄いのがGen.1なんですって。初めて知りました。

BIGDRAGON製TROYタイプフォールディングサイト
バックアップサイトとして使用します。


フロントサイトは、特殊部隊チックな逆付けにします。


リアサイトは正位置取り付け。

ノーブランド、SureFireM600DF
1400lmの明るさです。


20mmレイル用の取り付け部をアリサカタイプのM-LOK用ステーに交換します。


タクティカルライトをハンドガードの1時方向に取り付けます。

マグプル製M-LOKスイッチアダプター

リモートスイッチをハンドガード11時方向に取り付けます。

入荷待ちのフォアグリップを装着すると、こんな感じに握り込みます。
E3小銃 (2)へ続く
そこで規格統一した火器を設定する事になり、2020年末に「OKPD官給品M4計画」としてプロジェクトをスタートしました。
取り回しやカスタムのし易さからM4をベースとするまではすんなり決まりましたが、3〜5年後でも陳腐化しない物を選ぶため、仕様の策定にはかなりの時間を費やしました。
設定に関しては後日改めてご紹介するとして、まずはプロトタイプを作ってみる事にします。
製作ベースとなるのは東京マルイGBBのCQB-Rです。これにガイズリー9インチハンドガードを組み込み、CTRストックとSureFireサイレンサーに交換、TROYのフォールディングサイト、SureFireタクティカルライトを取り付けます。



計画発足初日に購入した東京マルイGBB CQB-R。

寒いので試射はお預けして、不要な外装部品を外し、ハンドガードとガスブロック、デルタリングやバレルナットまで分解します。

ohhunt製ガイズリータイプ9インチハンドガード。

付属のバレルナットを手締めで締め込んでいくと、アッパー前端から4.5mmで動かなくなります。

外してみると、アッパー(オス)側のネジがかなり削れていました。
よく観察するとナット(メス)側のネジが浅く、オスネジが柔らかい(=亜鉛)ためネジの頭が削れている模様。

この状態でハンドガードを付けてみると、ハンドガードを固定するボルト穴に、バレルナットが干渉しているのが分かります。

各部の計測をしてみると、隙間を3.1mmまで追い込めば干渉しない事が判りました。


水道工事用のモンキーレンチで、少し締めては外して削りカスを清掃、ハンドガードを被せてみる、を数回繰り返します。

予定の3.1mmまで絞める事ができるようになりました。

GAW製バレルナットスペーサー
マルイGBBに他社ハンドガードを取り付ける際の定番ですね。これが無いと、アウターバレルがグラついて抜けます。

バレルナットを一度外し、バレルナットスペーサーと0.5mm厚のシムを2枚入れ、バレルナットを締め込みます。

ハンドガードがぴったり付きました。締め付けネジも干渉なしです。

ハンドガードを取り付けた状態でバレル先端に目をやると、ガスブロック取り付け用の切れ込みが目立ちます。

FMA製NOVESKEタイプのガスブロック
これで切れ込みを隠します。
ハンドガードを一度外してからガスブロックを付けます。


うまく隠せました。

BIGDRAGON製SureFireSOCOM556-MINI2RC1サイレンサー
専用のフラッシュハイダー付属です。

そのフラッシュハイダー、外してみると油でギトギトでしたので、しっかり拭き取ります。


4叉の専用フラッシュハイダーは、根本の切り欠きが下に向くように取り付けます。


サイレンサーを取り付けてみます。
サイレンサーの付け根のダイヤルを回して締め込むのですが、多少コツが入ります。

TERA製マグプルCTRストック
偉大なるマスターピースですね。

肩当てパッドが薄いのがGen.1なんですって。初めて知りました。

BIGDRAGON製TROYタイプフォールディングサイト
バックアップサイトとして使用します。


フロントサイトは、特殊部隊チックな逆付けにします。


リアサイトは正位置取り付け。

ノーブランド、SureFireM600DF
1400lmの明るさです。


20mmレイル用の取り付け部をアリサカタイプのM-LOK用ステーに交換します。


タクティカルライトをハンドガードの1時方向に取り付けます。

マグプル製M-LOKスイッチアダプター

リモートスイッチをハンドガード11時方向に取り付けます。

入荷待ちのフォアグリップを装着すると、こんな感じに握り込みます。
E3小銃 (2)へ続く