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Posted by ミリタリーブログ  at 

2020年10月27日

試作二〇式電磁加速銃 (5)

工程2のバレル系は簡単に形になったので、続いて工程3の冷却部をやっていきます。
まずは液化窒素(N2)ボンベ収容部から始めます。



BATONの20mmグレネードランチャー。
本来は20mm径のシェルを装填し、4個の6mmBB弾を同時発射させる物です。


これをアンダーレイルに取り付けます。


CO2ガスガン用のボンベです。
これをN2ボンベに見立てて20mmグレネードランチャーに差し込んで、ボンベ収容部にします。


組み立ててみるとちょっと貧相な感じで、イメージと合いませんでした。
この倍くらいの大きさが欲しいところです。


20mmの倍は40mm、と言う事で、40mmモスカート用のランチャーを使ってみます。



比較対象物がなくて判り辛いのですが、かなり巨大です。



下側のラッチを押さえて外すと、前側を支点にして下方向に展開します。


さっそく取り付けてみます。
2枚のプレートでレイルを挟み込むタイプです。


芋ネジを緩め過ぎて、プレートが抜けてしまいました。
差し込んであるだけなんですね。


本体に取り付けると、アンバランスな巨大さです。
ランチャーとトリガーガードの間には、N2の循環(または圧送)ポンプを設置するためのベースを取り付けます。


ST-MARTのダミー40mmグレネード。
4個入りですが、今回使うのは2個です。残りは別の工作で使用します。


プラスチック製なので軽い&加工が容易です。


取り敢えずランチャーに装填してみます。


前方から見ると、長さが少し足りない様な気もしますが、概ね合格です。

ざっと形になりました。
フロントヘビー過ぎて構えるのが困難です。何個か対策を考えているので、後ほど披露します。  


Posted by エク  at 16:01Comments(0)Hi-CAPA

2020年10月13日

試作二〇式電磁加速銃 (4)

作業工程を決めたら、さっそく手を動かしていきます。
まずは全体像を把握したいので、工程2のバレル周りからやっていきます。



謎シャシーから謎コンプを外します。
コンプの下側がムクなので、アルミ製なのにかなり重いです。



スライドを外し、分解します。
アウターバレルとチャンバーも分解しておきます。


今日の主役、DGI Guns謹製Hi-CAPA5.1用アウターバレル。
選択ポイントは
・ショートリコイルキャンセル
・先端に11mm正ネジ
・アルミ製で加工が容易
の3点です。



チャンバーに取り付けて、左右2ヶ所の芋ネジが当たる部分にマーキングします。



マーキングした所をリューターで0.5mmほど削ります。



アウターバレルを取り付けます。
芋ネジの緩み留めに、ロックタイトを使います。



左右均等に締め込んで、バレル完成です。


スライドに組み込んでみます。
スライド前端から3mmほど突き出します。


シャシーと合わせてみるとこんな感じに。



本日のもう一方の主役、SLONG AIRSOFTのサイレンサー。
選択ポイントは
・直径27mm
・11正-14逆アダプター付属
の2点です。



本体と接続してみると、ダストカバーとのクリアランスも計算通りでテンション上がります。  


Posted by エク  at 09:07Comments(0)Hi-CAPA

2020年10月12日

試作二〇式電磁加速銃 (3)

前回の脳内妄想を具体化するために、簡単なスケッチを書いてみます。


ざっとこんな感じ。
雰囲気が判れば良いので、旨いヘタは関係ない、はず?

スケッチを描く事で、今回の製作工程が見えてきました。
順に挙げていくと
工程1 スライドの造形
工程2 バレル、加速部の造形
工程3 冷却部の造形
工程4 サイト、グリップ、マガジンなどの造形
工程5 塗装
以上5つくらいでしょうか。

各工程ごとに必要な物を書き出してストック箱を漁り、イメージに近い物を割り当てていきます。
無い物はパーツ発注をしていきます。  


Posted by エク  at 14:06Comments(0)Hi-CAPA

2020年10月11日

試作二〇式電磁加速銃 (2)

前回で加速した脳内妄想を現実世界にコジ付けるために、簡単な設定を書いてみます。


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試作二〇式電磁加速銃
丸井工業で研究開発中の、弾丸を電磁的に加速(発射は火薬)して高速度で徹甲弾を撃ち出す拳銃。
装甲を纏った人型活動体を撃破するために、OKPDに内密に貸与された。

通常の銃と同じく発射には火薬を用いるが、銃身内で2段階の電磁的加速を加え、1800m/sの高初速で弾丸を撃ち出す。
使用する弾丸は.45ACPと同サイズで、弾頭部分が高硬度の侵徹体とそれを包む磁性体のサボになっており、戦車砲で運用されるAPFSDSと同じ様な構造になっている。

バレルはライフリングの無い一次加速帯に置き換えられ、サプレッサー様の二次加速帯と併せて弾頭を加速させる。
一次加速帯は3本のリニア電磁石を使用して撃発直後の弾頭を1300m/sまで加速。続く環状電磁石を6個直列に配した二次加速帯で1800m/sまで加速する。
弾頭は銃口を出た直後に空気抵抗でサボが外れ、全ての運動エネルギーは侵徹体に集中される。
タングステン合金製の侵徹体は、尾部の小翼で緩く回転して飛翔時の直進安定性を保つ。

試作体はSTI2011フレーム(所謂Hi-CAPA)を使用している。
ハンマー、シアー、ファイアリングピンなどの撃発機構は、構造はそのままに非磁性体に置き換えられている。チャンバーは強度確保のため、外側に非磁性塗料を塗布している。
シャシー、スライドは加速帯の冷却ジャケットとしての機能を持ち、アンダーレイルに取り付けられた交換式の液体窒素ボンベと併せて、発射時に電磁石から発生する莫大な熱を抑えている。
マガジンはダブルカラム(14発装填)の物を使用し、3発の弾丸と大容量バッテリーを内蔵させている。予備マガジンと予備液体窒素ボンベを付け替えれば継続射撃が可能だが、銃身(電磁石)寿命の関係で連続8発までに制限されている。
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厨二病全開ですが、設定を考えている時ってメチャクチャ楽しいです。
次回はこの設定に基づき、簡単なスケッチを描いていきます。  


Posted by エク  at 22:05Comments(0)Hi-CAPA

2020年10月09日

試作二〇式電磁加速銃 (1)

2020年8月のある暑い夏の夜、OKPD(岡山市警察)の秘密会議が開かれた。
議題は1年前から棚上げになっている「映画OKPD 水島事件(仮)」の脚本について。集まったのは撮影担当F、脚本担当N、そしてOKPD主宰の私エクの3人。

Nの脚本は7割方出来上がっているが、終盤の落とし所の目処がつかないという。詳細はまだ公表出来ないので伏せるが、要はラスボスの倒し方が決まらないのだ。
「三人寄れば文殊の知恵」などと云うが、なかなかどうして良い案は出ない。其々いくつかの案を出していくうちに、案にある傾向がある事に気が付いた。
その傾向の一つに「特殊弾頭パターン」と名付けたモノがある。強力な武器でラスボスを粉砕、という王道パターン。裏を返せばベタなやり方。

前置きが長くなってしまったが、その特殊弾頭パターンのうちの一つを具体的に形にしてみよう、と思ったのがこのプロジェクトの始まりでした。

会合があったその月の終わりにはアームズマガジン10月号が発売され、100ページ目に「空想銃製作指南」前編が掲載された。
「コレこれ! こういうのをやりたかったんだよ!」
自分の思いと似た記事に嬉しさ半分、「これと同じ物はもう作れない」という焦りの気持ち半分で複雑でした。

どういう機構の銃にするか? どんな姿にするか?
一月ほど燻りながら悶えていたところ、深夜に立ち寄った近所の中古屋で運命の出会いを果たしました。


マルイのHi-CAPA5.1をベースに、ロングシャシー(ロアフレーム)+コンプを組み込んだモノ。

「この長い銃身で弾丸を加速して、、」
脳内妄想が一気に加速しました。
気がついたら一緒に家に帰ってたので、もう運命以外の何者でもないですね。
前オーナーさんサンクスです。

LayLaxのキットを組んだものと思ってましたが、帰って調べてみると全然違いました。どこの製品なんでしょうね?

ともあれ、これを元に「試作二〇式電磁加速銃(仮)」を製作していきます。  


Posted by エク  at 19:09Comments(0)Hi-CAPA

2020年10月07日

STI COSTA CARRY COMP (47)

再始動(7)

写真も撮り終わったので、緊張の試射をします。


16発快調動作です。


スライドストップまでキチンと掛かります。


マガジンは自じゅ(以下自主規制)


試射後のRサイト。左に少しズレました。

改修点としては、リアサイトの接着のみでした。
刻印への墨入れ(白)は今後の課題とします。

STI COSTA CARRY COMPの製作記事はこれで終了とさせて頂きます。
この2ヶ月毎日々々、細かいパーツの加工に次ぐ加工で心が折れそうな時もありましたが、やっと完成(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
ここまで細かくエアガンに手間隙かけたのは初めてかもしれないです。
54挺目のガバは、私史上、忘れられない一挺になりました。

もんまさん始め、ここまで応援してくださった方々、ありがとうございました!


2020.09.28 @ExillisMS

※この記事はTwitterで2020.08.07から2020.09.28まで(ほぼ)毎日更新した「今日の工作」の加筆修正再録版です。  


Posted by エク  at 09:16Comments(0)Hi-CAPA

2020年10月07日

STI COSTA CARRY COMP (46)

再始動(6)

細部の写真も上げていきます。


自画自賛ですが、良いスティップリングです。


フロントがボケてますが、サイトピクチャーはこんな感じです。
積層痕を活かした反射防止が効いています。


スライドの仕上げの違いが判るでしょうか?
表面処理には課題も残りますが、完成したので良しとします。


塗装後、50回ほど擦ったハンマーです。
ハンマーはヒートガン程度の焼き付けではダメでしたね。再塗装後にオーブンで焼く事も考えましたが、下地が銀なので使い込んで剥げた、という事に。


2020.09.27 @ExillisMS

※この記事はTwitterで2020.08.07から2020.09.28まで(ほぼ)毎日更新した「今日の工作」の加筆修正再録版です。  


Posted by エク  at 09:01Comments(0)Hi-CAPA

2020年10月07日

STI COSTA CARRY COMP (45)

再始動(5)

ついに完成しました、新生STI COSTA CARRY COMPです。
1回目の完成時は気持ちが抑えられず、写真も撮らずに試射、からの破損でしたので、今回はちゃんと撮影します。









やっとここまで辿り着きました。

スライド製作者のもんまさんには大変お世話になりました。
バズらないアカで宣伝にもならず、挙げ句の果てに壊してしまったり、申し訳ないです、、。


2020.09.26 @ExillisMS

※この記事はTwitterで2020.08.07から2020.09.28まで(ほぼ)毎日更新した「今日の工作」の加筆修正再録版です。  


Posted by エク  at 08:39Comments(0)Hi-CAPA

2020年10月07日

STI COSTA CARRY COMP (44)

再始動(4)

一日乾燥ののち、塗装していきます。



アサヒペン「クリエイティブカラースプレーマットブラック」
今回はいつものスチールブラックに代わり、もんまさんご推薦のこの塗料を使います。


例の電線台に載せて塗装します。
この台も保管していました。案外この形状まで作るのが面倒なのです。


一日日陰で乾燥させます。
塗料を変えたので、アウターバレル+コンプとリコイルスプリングプラグも再塗装しました。


一昼夜乾燥させて、一気に組み上げます。
2度目だからか、作業に迷いがありません。


2020.09.25 @ExillisMS

※この記事はTwitterで2020.08.07から2020.09.28まで(ほぼ)毎日更新した「今日の工作」の加筆修正再録版です。  


Posted by エク  at 08:30Comments(0)Hi-CAPA

2020年10月07日

STI COSTA CARRY COMP (43)

再始動(3)

C3スライドの表面処理をしていきます。


セレーション部以外をTuneD3で水研ぎします。
今回はロゴ部もブルーまで当てます。


セレーション部とロゴ部をマスキングします。
実は一箇所だけマスキングを失敗しているのですが、気が付いたのはサーフェイサー塗布中でした。


今回は塗料を変えるので、Mr.Hobbyのプライマーサーフェイサー1000を使って表面処理を入念に行います。


サーフェイサーを吹きます。
今回も意図的に仕上げを変えていきます。
スライド本体
 素→TuneD3→サーフェイサー→塗装
ロゴ部
 素→TuneD3→塗装
セレーション部 
 素→塗装

この角度からだと、マスキングの失敗がよく分かります。


2020.09.24 @ExillisMS
21〜23日は家庭の事情でお休みでした。

※この記事はTwitterで2020.08.07から2020.09.28まで(ほぼ)毎日更新した「今日の工作」の加筆修正再録版です。  


Posted by エク  at 08:04Comments(0)Hi-CAPA

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