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Posted by ミリタリーブログ  at 

2021年02月08日

E3小銃 (3)

OKPD署員がE3小銃の仔細な設定を作成してくれたので、ここに掲載します。

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E3カービンについて

導入背景設定
 防弾装備をもった組織的犯罪、およびクローンとの戦闘に対応するため、ならびに制圧力の均質化のため、OKPDは一部CCU要員向けに5.56mm口径実包を使用する閉所戦闘能力の高い制式小銃を永奈元年度より少数ずつ市費導入しています。
 導入年度ごと、また同年度導入品の中でも仕様違いにより部品構成に若干の差異があります。
 この小銃は防弾装備・機械化を伴う犯罪組織、およびクローンとの交戦を想定する一部CCU要員に優先的に支給されるもので、これまでに個人単位、班単位で調達されている小銃および機関けん銃の使用を取り止めるものではありません。
 構成部品は官給品と準官給品とに分かれており、前者は納入時に必ず付属する部品(本小銃運用時には小銃本体へ適正に組み込まれていることが服務規程により定められています)、後者は納入時に使用者、またはその管理者の判断により取り付けられる部品です。
 それ以外の部品、アクセサリの使用は制式小銃の所定の性能を妨げない範囲で自由です。
構成設定
 永奈三年度新5.56mm小銃導入にあたって岡山市警が定めた主な基準は以下の通りです。
・AR-15、またはこれに準ずる小銃であること
・5.56*45mm実包(SS109または同等の弾薬)を使用し、距離200mで2.5MOA以下の命中精度を持つこと
・10.3インチ以下の銃身長であること
・マグプル社規格M-LOKシステム、またはガイズリー社規格SMRシステムを上部以外の全面に有し、十分に堅牢かつ軽量な被筒を備えること
・1500ルーメン以上の光量を有し、かつ装着状態で総重量が160gを超えないライトを備えること
・顔面保護具を装着した状態でも使用でき、十分に堅牢、軽量かつ伸縮可能な銃床を備えること
・発砲音を140dB未満に減衰せしめ、かつ全長が200mm以下の消音器を備えること
・可倒式、または十分に小型・軽量の非可倒式照準器を備えること
・被筒、銃床は岡山市警指定の塗色に塗装されていること
・清掃用具、適合する弾倉3本を含めること

 以上の条件に適合する条件で公募を行ったところ、永奈元年度・二年度型に引き続き、カリフォルニア州に拠点を持つ老舗総合銃器商社「San José Firearms Ltd.」の日本法人、「聖ヨセフ銃砲火薬株式会社」がこれを落札し、岡山市警本部警務部装備課による評価試験を経て永奈三年度導入が行われることとなりました。
この小銃は米・コルト社(Colt's Manufacturing Company, LLC.)製OEM用M4カービン(SKU: LE6920-OEM2)をベースに、同社製法執行機関向け10.3インチ銃身、同社製フルオートロアフレーム、聖ヨセフ社製M-LOKハンドガード、米・Surefire社製サプレッサー、同社製ウェポンライト、米・マグプル社製銃床、ノベスケ社製ガスブロックを等を採用しており、上記入札条件を満たす小銃として正式に導入されました。
 なお、市警からの員数外の発注については聖ヨセフ社が上記基準を満たす範囲においてその都度調達できるもので最も廉価な部品構成の個体を随時納品しており、完全に上記仕様の個体のみが導入されているわけではありません。
 永奈元年度の導入以来、10.3インチ銃身が標準構成となったのはこの永奈三年度型が初めてであり、第一線の部隊で既に運用されている永奈元年度・二年度型(14.5インチ銃身)の一部が三年度仕様(14.5インチ/10.3インチが混在)に改修されています。



各年度ごとの導入仕様

元年度(E1ライフル) ダニエルディフェンス社製20mmレイル被筒等/14.5インチ銃身
二年度(E2ライフル) ガイズリー製被筒/14.5インチ銃身
三年度(E3カービン) 別項に記載

名称について
正式名称
「5.56mm小銃10.3型永奈三年度導入型」
「5.56mm小銃10.3型永奈元年度導入型改10.3インチ銃身換装型永奈三年度改修仕様」
通称「E3(イースリー)カービン」

「5.56mm小銃14.5型/永奈元年度導入型改三年度改修仕様」
「5.56mm小銃14.5型/永奈二年度導入型改三年度改修仕様」
通称「E3(イースリー)ライフル」



構成部品について

官給品(装着必須の官給品)
・M4A1レシーバーおよび10.3インチバレルを持つAR
・ノベスケ ロープロファイルガブロック
・ガイズリー製9インチM-LOKハンドガード(オリジナル色に塗装)
・TROY フォールディング バトルサイト アイアンサイト
・マグプル CTRストックGen1(オリジナル色に塗装)
・Surefire SSOCOM556-MINI2タイプサプレッサー
・アリサカ Inline Scout Mount M-LOK surefire ライトマウント
・Surefire M600DFタイプウェポンライト
・M-lok QDスリングスイベル

準官給品(私物で代替可能な官給品/推奨順)
・FC1タイプドットサイト

その他自由に選択、加工できるもの
・グリップ、フォアグリップ
・レイルカバー
・ドットサイト、ライト、アイアンサイト等の装着位置
・マグプル等のマグバンパー類
・追加のライト
・操作系部品(アンビセレクター、大型マグキャッチ、マグウェル、テープスイッチマウントなど)
・スリング選択
・タイラップ等を用いた配線取り回し

可能な限り推奨しない仕様
・サプレッサー非装着
・バックアップサイト非装着
・PEQ、D-BALなどのレーザーエイミングモジュールの装着
・タンカラーなど塗色がブラック以外の部品の装着
・その他法執行機関の制式小銃として相応しくない仕様


  


Posted by エク  at 10:39Comments(0)E3小銃

2021年02月04日

E3小銃 (2)



E3小銃を支給後に、個人の好みで取り付ける物を載せていきます。



AERITH BLACK製DI OPTICAL FC1





独特のフォルムを再現しています。
ハイマウントで小型なので、右目ドットサイト左目ターゲットの両眼サイティングが自然にできます。




ドットを明るくすると滲むので、3段階くらい下げて使用します。
対物、接眼両方とも若干赤み掛かっているので、視認性は高くありません。夜間や屋内使用は厳しいかもしれませんが、撮影用と割り切れば問題なしです。




Trirock製M-LOK→20mmレイルアダプター



ハンドガード前方6時位置に取り付けます。
ここのアダプターは精度が高く、ロックが星型なので気に入って使ってます。



ノーブランド、MAGPUL AFG-2フォアグリップ



いつもの握り方でライトスイッチが押しやすくなりました。




E3小銃完成です。
このあと実際に構えてみて、フォアグリップやスリングアダプター、ドットサイトの位置を調整します。




他の署員のE3も組んでみました。
下のシンプルな方が、支給されたばかりのE3です。支給時にはA2グリップが取り付けられていますが、手に合う物に交換する署員がほとんどです。




上とは別に、私のと全く同仕様のE3が。
同じ班だと同じ仕様に合わせている例もあります。





上記3挺を集めて記念写真です。
同一規格の物が揃っている絵面だけでご飯3杯いけそうです。

E3小銃 (3)に続く
(3)はOKPDでのE3小銃の設定を公開します。  


Posted by エク  at 19:07Comments(0)E3小銃

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