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Posted by ミリタリーブログ  at 

2020年10月11日

試作二〇式電磁加速銃 (2)

前回で加速した脳内妄想を現実世界にコジ付けるために、簡単な設定を書いてみます。


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試作二〇式電磁加速銃
丸井工業で研究開発中の、弾丸を電磁的に加速(発射は火薬)して高速度で徹甲弾を撃ち出す拳銃。
装甲を纏った人型活動体を撃破するために、OKPDに内密に貸与された。

通常の銃と同じく発射には火薬を用いるが、銃身内で2段階の電磁的加速を加え、1800m/sの高初速で弾丸を撃ち出す。
使用する弾丸は.45ACPと同サイズで、弾頭部分が高硬度の侵徹体とそれを包む磁性体のサボになっており、戦車砲で運用されるAPFSDSと同じ様な構造になっている。

バレルはライフリングの無い一次加速帯に置き換えられ、サプレッサー様の二次加速帯と併せて弾頭を加速させる。
一次加速帯は3本のリニア電磁石を使用して撃発直後の弾頭を1300m/sまで加速。続く環状電磁石を6個直列に配した二次加速帯で1800m/sまで加速する。
弾頭は銃口を出た直後に空気抵抗でサボが外れ、全ての運動エネルギーは侵徹体に集中される。
タングステン合金製の侵徹体は、尾部の小翼で緩く回転して飛翔時の直進安定性を保つ。

試作体はSTI2011フレーム(所謂Hi-CAPA)を使用している。
ハンマー、シアー、ファイアリングピンなどの撃発機構は、構造はそのままに非磁性体に置き換えられている。チャンバーは強度確保のため、外側に非磁性塗料を塗布している。
シャシー、スライドは加速帯の冷却ジャケットとしての機能を持ち、アンダーレイルに取り付けられた交換式の液体窒素ボンベと併せて、発射時に電磁石から発生する莫大な熱を抑えている。
マガジンはダブルカラム(14発装填)の物を使用し、3発の弾丸と大容量バッテリーを内蔵させている。予備マガジンと予備液体窒素ボンベを付け替えれば継続射撃が可能だが、銃身(電磁石)寿命の関係で連続8発までに制限されている。
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厨二病全開ですが、設定を考えている時ってメチャクチャ楽しいです。
次回はこの設定に基づき、簡単なスケッチを描いていきます。  


Posted by エク  at 22:05Comments(0)Hi-CAPA

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